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ジャズダンス プリエの基本|シニアにも役立つ正しいやり方とポイント

12 分前
読了時間: 6分
ジャズダンスの基本「プリエ」をシニア初心者向けに解説。ドゥミ・プリエやグラン・プリエの違い、正しい姿勢、ひざとつま先の向きなど、レッスンで意識したいポイントをまとめています。
ジャズダンスの基本「プリエ」をシニア初心者向けに解説。ドゥミ・プリエやグラン・プリエの違い、正しい姿勢、ひざとつま先の向きなど、レッスンで意識したいポイントをまとめています。


ジャズダンス プリエは、身体をしなやかに使うために覚えておきたい大切な基本動作のひとつです。


ジャズダンスのレッスンでは、振付を覚えるだけでなく、身体をしなやかに使うための基礎練習も大切です。


その中でも、ぜひ覚えておきたい基本動作のひとつが「プリエ(plié)」です。


プリエはもともとバレエで使われる基本動作ですが、実はジャズダンスにも欠かせない動きです。


「ひざを曲げるだけでは?」と思われるかもしれませんが、正しく行うことで、姿勢・重心移動・バランス・リズムの取り方など、さまざまな動きにつながっていきます。



今回は、シニアダンスアカデミーのレッスンでも大切にしている「プリエ」について、できるだけ分かりやすくご紹介します。



ジャズダンス プリエとは?


「プリエ(plié)」とは、フランス語で「曲げる」という意味を持つ言葉です。

ダンスでは、ひざを曲げながら身体を下へ沈ませ、そこから再び脚を伸ばして立ち上がる動きを指します。

一見するとスクワットにも似ていますが、プリエでは単純に腰を下げるのではなく、

・背すじを長く保つ

・足の裏で床を感じる

・ひざとつま先の方向をそろえる

・身体の軸を保ったまま上下する

といったことを意識します。


そのため、脚だけではなく身体全体をコントロールする練習になります。



ジャズダンスでもプリエはとても大切


プリエというと「バレエの練習」というイメージが強いかもしれません。

しかし、ジャズダンスでも非常によく使われています。


例えば、音楽に合わせて身体を上下させるときや、重心を左右へ移動するときにも、ひざを柔らかく使うことが必要です。


ひざを伸ばしたまま踊ってしまうと、身体が硬く見えたり、音楽のリズムに乗りにくくなったりすることがあります。


プリエを身につけることで、身体に適度な「クッション」が生まれます。


その結果、

・リズムを身体で表現しやすくなる

・重心移動がスムーズになる

・動きがやわらかく見える

・ターンやステップが安定しやすくなる

といった効果が期待できます。



まず覚えたい「ドゥミ・プリエ」


プリエにはいくつか種類がありますが、初心者の方が最初に覚えたいのが「ドゥミ・プリエ」です。

ドゥミ(demi)は「半分」という意味です。


かかとを床につけた状態のまま、無理のない範囲でひざを曲げていきます。

深く沈む必要はありません。


むしろ初心者の方やシニア世代では、「小さく、ゆっくり、丁寧に」行うことが大切です。

ひざを曲げたときに、身体が前へ倒れないように注意しましょう。


頭のてっぺんを上から引っ張られているようなイメージで背すじを伸ばし、その姿勢のまま身体を上下させます。



深く曲げる「グラン・プリエ」


もうひとつ代表的なのが「グラン・プリエ」です。


グラン(grand)は「大きい」という意味で、ドゥミ・プリエよりも深く身体を沈めます。

バレエではポジションによって、深く沈む過程でかかとが床から離れることもあります。

ただし、シニア向けのダンスレッスンでは、必ずしも深いグラン・プリエを行う必要はありません。


ひざや股関節、足首の動きには個人差があります。


「深く曲げること」よりも、「痛みのない範囲で正しく動くこと」を優先しましょう。



プリエで特に意識したい「ひざとつま先の向き」


プリエで非常に重要なのが、ひざの方向です。

ひざを曲げたとき、ひざが内側へ入ってしまわないように注意します。


基本的には、つま先が向いている方向にひざも曲がるようにします。


例えば、つま先を少し外側へ向けて立っている場合は、ひざもその方向へ開いていきます。

無理にバレエのような大きな外開き(ターンアウト)を作る必要はありません。


股関節の可動域以上に足先だけを外へ向けてしまうと、ひざにねじれが生じることがあります。


シニアダンスアカデミーでは、「きれいな形を無理に作る」ことよりも、自分の身体に合った自然なポジションで動くことを大切にしています。



足の裏で床を感じてみましょう


プリエをするときには、足の裏にも意識を向けてみましょう。

親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点で床を感じるイメージです。

身体を沈めたときに、つま先側だけへ体重が移動したり、逆にかかとだけへ体重が残ったりしないようにします。


足の裏全体で床を感じられるようになると、立っているときの安定感も高まりやすくなります。

ジャズダンスで方向転換をしたり、片足へ体重を移動したりするときにも、この「床を感じる感覚」が役立ちます。



プリエは「戻る動き」も大切です


プリエでは、沈む動きばかりに意識が向きやすいのですが、実は「戻るとき」も大切です。

ひざを曲げて身体を沈めたあと、一気に立ち上がるのではなく、床を脚で押しながらゆっくり戻ってみましょう。


沈むときと同じくらい丁寧に伸びることで、脚をコントロールする練習になります。

音楽に合わせて行う場合も、

「沈む」

「戻る」

という両方の動きを感じながら行ってみてください。



シニア世代にプリエがおすすめな理由


シニア世代のダンスでは、大きく動くことだけが上達ではありません。

小さな動きを丁寧に行うことも、とても大切です。


プリエでは、足首・ひざ・股関節を連動させながら身体を上下させます。

そのため、ダンスに必要な脚の使い方や姿勢を確認する基礎練習として取り入れやすい動作です。


また、「どこまで曲げられるか」を競う必要もありません。

浅いプリエでも、

「背すじは伸びているかな?」

「ひざはつま先と同じ方向かな?」

「足の裏で床を感じられているかな?」

と身体に意識を向けるだけで、十分に意味のある練習になります。



プリエでよくある注意点


プリエを練習するときは、次のような点に気をつけましょう。

・ひざが内側へ入らないようにする・上半身を前へ倒しすぎない・無理につま先を外へ向けない・深く曲げることを目的にしない・痛みがある場合は無理をしない・呼吸を止めない

特にひざや股関節に不安のある方は、浅いプリエから始めてください。

必要に応じてイスやバーなどにつかまりながら行っても構いません。



プリエを覚えるとジャズダンスがもっと楽しくなる


プリエは、とてもシンプルな動きです。

しかし、ジャズダンスのさまざまな動きにつながる大切な基礎でもあります。


リズムを取る。

身体を沈ませる。

重心を移動する。

ターンに入る。

ジャンプの前に身体を沈める。


こうした動きの中には、たくさんの「プリエ」が隠れています。

普段のレッスンでも、振付だけに集中するのではなく、ときどき「今、ひざを柔らかく使えているかな?」と意識してみてください。


それだけでも、動きの印象が少しずつ変わってきます。



できる範囲から少しずつ


ダンスに年齢制限はありません。


大切なのは、無理に若い人と同じ動きをすることではなく、自分の身体と相談しながら楽しく身体を動かすことです。


まずは小さなドゥミ・プリエから。

音楽を聴きながら、ゆっくり身体を沈ませて、ゆっくり戻ってみましょう。



シニアダンスアカデミーでは、ダンス初心者の方にも分かりやすく、身体の使い方を一つずつ丁寧にお伝えしています。



「ダンスをやってみたいけれど、ついていけるか心配」という方も、ぜひお気軽にご参加ください。

 
 
 

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